単身赴任が羨ましい?同僚ワーキングマザーから言われたひとこと
昔と比べて、父親が家事育児に積極的になっている風潮は大変喜ばしいことです。(いきなり上からで申し訳ありません;)
夫婦二人の子どもであり家庭なのですから、男性側から、手伝うとか何?主体的に動けよ、みたいな議論というか問題提起があったりもして、おぉーw(*゚o゚*)wと、思っています。
ですが。
私のまわりのワーキングマザーのご主人はいまだに、うーん・・・という感じなのです。
単身赴任は羨ましい・・・?
私の夫は、今家族と離れ単身赴任で働いています。
それを知るとたいていの人は、「大変でしょう?」とか、「お子さんが小さいのに・・・」などの同情の目を向けてくれますが、その中に少なからず、『でもお父さんがいないから、ある意味楽ねぇ~』という視線を感じます。
いや、これ本当に。普通の人は言いませんよ。「でもまぁー、ねぇ」くらいは、言って笑ってるみたいなシチュエーションにはなることは多々ありますが(笑)
で、実際に言われたひとこと。
「うちのダンナも単身赴任になってくれんかいな。」
うん、これですよ。奥様の本音は。
単身赴任のメリット?
単身赴任は、別居しますが婚姻関係を解消するわけでもなく、あくまでも家庭として成り立っています。
ほとんどは家計も一緒でしょうし、ただ住んでいる場所が違うだけ、なのです。
単身赴任が羨ましいという背景には、これがあるんでしょうね。
仮にシングルマザーとしてやっていくとすると、経済的にもしんどいし、子どもの成長にあたって父親がいないことによる不安感も少なからず出てきます。
つまり経済的には2世帯になるから少し厳しくなるかもしれないけど、収入源が2つであることには変わりないし、父親としては別居と言えど存在しているから、片親という不安はそもそもないよね、という前提。
何がメリットかって、経済的なリスクなどを負わないまま毎日夫の世話をすることがなくなるというメリット。これがまさに「羨ましい」の言葉の裏側にあります。いや、もう前面に出てきちゃってますけどねw
子育てだけでも大変なのに、夫の相手や世話なんて!というところでしょうか。
家事や育児をしたつもり?奥様が納得していないなら何もしない方がマシ
イクメンブームもすでに当たり前のようになっていますが、奥様に言われなくても家事や育児を当たり前のようにするご主人が私の周りにはあまりいません。(実生活でね)
私が知っているご主人たちは、ちょっとしただけで俺はこんなにやったんだ的な顔をするらしいのですよ。
だったら、やって貰わない方がマシですってw
これに限らず、ご主人への不満として、私が聞きかじった例を挙げると・・・
- 夜遅く帰宅し、子供と一緒に寝落ちしている奥様を起こす→(主)『俺の飯は?』⇒(奥)自分でしてください、子供じゃないんだし。
- 家が片付いていない→(主)『片づけて寝るっていうことをしつけないとダメやろう!』⇒(奥)理想はね。
- (食器洗いが家事担当のご主人)休日は食器だけ洗って、あとはゲーム三昧⇒(奥)それだけすれば良いってもんじゃないんだけどねぇ。
- 育休中は、昼間子どもと一緒に寝ていると思っている⇒(奥)んなわけないっ!子どもが寝てるときに家事やらなんやら・・・。しかもちっとも長い時間寝てくれない~。
などなど。いっぱい出てきましたw
不満は2つに分類できますねー。①自分のことは自分でしてほしい②家事育児をなめんな、みたいなところでしょうか。
まぁ極端な例かもしれませんが、要は子育てが中心であるという家庭生活を共有していないんですね。まだまだ俺が家庭生活の中心だ、と。(親のしたいことを子育てで犠牲にしなさいと言っているわけではありません、念のため。)
だったら、一人でやった方が早いし結果的に楽。
で、たどり着くところは、「単身赴任が羨ましい」とくるわけです。
あー、くわばらくわばら(笑)
まとめ的な/単身赴任を羨ましく思う前に
(本当はこの記事自体はご主人側に向けて書きたかったのですが、まぁこのブログはたぶん女性の方が多く読んでくださっていると思うので、奥様宛てに。)
上に書いたような不満ひとつひとつはたいしたことありません。たいしたことないから、いちいち文句も言いませんし、言いたくもないんですよね。
でもこういった小さな不満が溜まってくると、大きな塊となってしまい、もうちょっとやそっとじゃ元に戻すことが出来なくなります。
小さいうちに、ちゃんとご主人に不満をぶつけておいた方が、ご主人も受け止められますし、夫婦として子育てや家庭生活の方向性をきちんと共有しておいた方がいいのでは?と思います。
とまぁ、偉そうに書きましたが、私も単身赴任になる前はちょっとした不満がありました。
飲みに誘われると、絶賛子育て中の私は、まずは家族(夫や私の実家)に都合をつけて、返事をしなくてはいけません。当たり前ですけど。
その反面、夫は飲みに誘われると、事後報告で「○日は飲み会やけん。(←もう既に決定事項) 本当は行きたくないっちゃけどねー。」などと言っていました。
何?この違い。
「行きたくないなら、行かんどけばいいやん。」って何度思ったことか!
私は苦労して都合をつけてからしか返事が出来ないのに、あなたはあっさりと自分の都合を自分勝手に決めることができる自由さを手にしているっていうこの不平等感!
一気にまくしたてましたがw
えぇ、小さいですよー。でもこのくらい小さくてもぶつけていきましょうよ。
まぁ私がネチネチとそんなことを思っているうちに、我が家は単身赴任になったので、自然と解決しましたけどね(笑)
あ、単身赴任のメリットとしてもうひとつ。いるだけでもありがたいと実感することができます。帰省時には大助かりですw
関連記事:夫の単身赴任でわかる、”いるだけでありがたい”という話
ではではー。
ディスカッション
コメント一覧
俗に「亭主元気で留守がいい」と言いますものね。単身赴任してほしいと願う奥様がいらっしゃるのは、よくわかります。世の旦那様がたは、奥様の不満がたまらないよう努力しないといけませんね。
あー、そんな言葉ありましたねぇ(笑)
その言葉のまんまですね^^
旦那様がたのちょっとした気遣いが、奥様側を救うんですけどねぇ。
その方向性がかみ合ってない夫婦が多いのかなぁ?って思うところもあります。
難しいですけどw
坊主おじさん、コメントありがとうございます♪