息子5歳・初めてのお留守番
先日、息子が下痢になってお休みをしたのですが、症状は息子だけで娘はセーフでした。
発熱と下痢でヘロヘロなお兄ちゃんが心配な妹としては、トイレにもついて行こうとします。えぇ、うつるからヤメテーーーーっと思いつつ、そんな娘の成長を嬉しく思いました。が、うつるのはイヤです。(当たり前)
少しでも接触の時間を避けようと、娘は保育園に連れて行くミッションが発生しました。
先月、娘が発熱した際の保育園の送迎は(娘も)一緒に連れて行きました。
保育園まで車で片道30分弱、往復小一時間なので、本当は連れ出したくないのですが、夫も不在だしこういう時はもうどうしようもありません。
今回もそうしようと準備をしていたけれど、トイレがお友達状態になっている息子は、家から出たくない様子。
決断の時です。
私:「お留守番できる?してみる?」
息子:「うん、家におる。」
と、あいなりました。ちゃんちゃん。
まぁ、こんなに悠長に書いていますけど、たぶん私の鬼の形相であったであろう迫力に押されてしまっただけかもしれませんw
戸締り確認をし、何かあったら電話するようにと電話のかけ方を教え、出発です。
えぇ、ここで大人の私(=昭和の人間)は気づかないポイントがありました。
5歳児に電話のかけ方を教える
我が家の家電は、普通のプッシュ式のボタンの電話機です。子機はありません。普段ほとんど使わないため、取説(取扱説明書)もなければ、短縮番号の登録方法すら分かりません。(調べれば分かるのかもしれませんが、そんな時間はなかった。)
なので、普通に番号を紙に書き電話機の上に貼り付け、息子にレッスンスタートです。
- 受話器を持ち上げる
- “プー”という通信音を確認する
- 番号をプッシュする
- 相手が出るまで受話器を耳にあて待つ
- 通話が終われば受話器を置く
これ、当たり前と思うでしょ?でも現代っ子5歳は、この手順の全てが初めてです。
特にお父さんとの電話はFacetimeというiOSの力を借りたテレビ電話なので、彼の中で電話といえば、①スライドでロックを解除し、②Facetimeアプリを選び、③お父さんの顔写真を押す、だけでつながるものなのです。
切るときも赤いボタンを押せば切れます。受話器を置く、という概念がないのです。
こういうときだけは、私もiPhoneにしとけば良かった!って思いますね。ボソッ
受話器を持ったまま、プーという通信音が続いている間に電話番号を押していく、これは何回か練習しないとダメでした。
たまたまですが、1回打ち間違たみたいで、おじさんにつながってしまったので、「間違い電話」をしたときの対応も教えることができました。(その方には、ご迷惑をおかけしましたが。。。)
あと、電話番号を間違いなく押し終わると安心するのか、すぐに受話器を置こうとするので、それでは通話ができないということを教えなければなりませんでした。
我が家のスピーカーフォン機能は、つながると受話器を取らないと相手に声が聞こえない(通話ができない)ので、最初からスピーカーボタンは教えませんでした。ややこしいし。
特訓?も終わり、さぁ出発です。
はじめてのお留守番、ちゃんとできるかな?
今までだってコンビニに行くくらい(10分程度)のお留守番は経験があります。ですが、今回は1時間という長時間です。
「何かあったら電話するように!」と念を押し、後ろ髪を引かれる思いで保育園に向かいました。
気ばっかり焦って、運転がおろそかになってはいけないので、一応気をつけながら運転していたところ、保育園につく直前に着信が!
ちょうど赤だったので、慌てて電話を取ると、比較的興奮気味の息子からの第一声。
「お母さん!ツチノコが出てきたよ!」ですと。
えぇ、最近私も息子もハマっている『妖怪ウォッチぷにぷに』というゲームの対戦相手に、レア妖怪のツチノコが出てきてお友達になるチャンスが到来した!との報告でした。
まぁそうか、何かあった、訳ですよ、息子的に。
その後も、ツチノコはゲットできなかっただの、Yマネー(ごほうび)をたくさん貰っただの、いろいろと入電がありました。
でもそれで注意すると、本当に何かあった時に電話かけてこなくなったらいけないので、グッと我慢しましたよ。私の伝え方が悪いのを反省しながら・・・(苦笑) ムズカシイネ、ニホンゴッテ。
ま、気を取り直して。
そういうことで、初めてのお留守番は、何回か電話をかけつつ&トイレに行きつつ終えたのでした。
やればできる、なんでもやらせてみようかな
やればできるものなのですよね。その後、娘を保育園に預けた2日間は、すっかり自信を持ってお留守番をしてくれました。
私としても、これでちょっとの外出が可能なことも分かり、嬉しい限りです。
親としては心配なことばかりですが、ゆくゆくは巣立っていくのですからねぇ。少しずつできそうなことはやらせてみるのもありなのかなぁっと。
今回は、必要に迫られてのお留守番だったのですが、なんだかちょっと親離れ・子離れの階段をのぼった感じでした。感慨深いわ。
感慨深いついでに備忘録として残しておこう。娘は保育園に息子なしで迎えに行くと、「お兄ちゃん待ってると?」と聞き、先生に「お兄ちゃんが待っているから帰ります!」と挨拶していました。こんな小さなことでも涙ぐむ私は完全に親バカです。
あ、子どもの様子を見れる環境(=監視カメラシステム)も、あまったスマホがあればできますよ!詳しくは関連記事で書いています~。こういったものも上手く活用していけば、ちょっとは安心ですよね。
関連記事:余ったスマホで監視カメラ。子育てにも便利に応用できます
ということで、今日はこの辺で。
ではではー。
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