偉そうな人への対処法。私が三十路の時に学んだ処世術
三十路とは、30歳の時のこと。
今では、30代という使われ方もされていますが、元来の意味は30ちょうどのことなんです。
私の三十路を振り返る
私の当時の職業は、ITインストラクタ。
そうなの、先生だったの。(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
周りから、先生!先生!と言われ、気分だけは大先生。
生徒というか、教える相手は個人事業主のオジサマ・オバサマだったため、 三十路の私は、人生の大先輩である方々に、偉そうにPC操作を教えておりました。
「せんせーい、なんか何にもしてないのに、画面がばーっとなって、だーっとなっとう!」
とかの擬態語満載の質問や、
「先生、これ入力できんけど、どうなっとうと?」と言われて見れば『ペイント』
・・・というような、ユーモアたっぷりのオジサマ・オバサマ相手の先生をしておりました。
先生と言っても、教室で教鞭を振るうわけでなく、客先へ赴いて教えたり会社に来てもらったりと、個人的なレッスンのような形式でした。
また仕事内容としては、まったくPCを触ったことのない方から、ある程度知識があり、エクセル・ワードなどのオフィスソフトを使いこなしたい方、ホームページを開設して自分の事業を広めたい方、いろいろな要望にお応えしなくてはいけませんでした。
そんなある日、とっても偉そうな方が突然にやってきました。
偉そうな人VS三十路の私
個人事業主は、いわば社長です。
本当に偉いんですが、ただただ偉そうな人もいます(笑)
その偉そうな人は、恰幅がよく、声も大きく、背も高いせいで文字通り人を見下していました。年は50代手前と言ったところでしょうか。
見るからにちょっと異質な雰囲気を醸し出した方だったので、受付をした男性社員は怯え、恐る恐る『怖そうな人やけど、大丈夫?』と聞いてきました。
でも仕事です。受けなきゃいけません。(((( ;゚д゚)))
意を決して、私も偉そうに対応しました。
心ではガクブルでしたが、
虚勢であることを気づかれないように、
コソっと深呼吸しながら、
ひきつった笑顔で、
丁寧に。
相談内容は、カッコよく言えば“ホームページを使った自社のプロモーション戦略”と言ったところでしょうか。
その方は知識が豊富で、いろいろな話が飛び出てきましたが、なんとか乗り越えた、その時です。
「 合 格 」
そういわれました。
えぇ、試されていたんです、私。
その方は、今までの偉そうな態度とは全く異なった柔らかい物腰で、
「私がこういった態度で出たら、たいがいの人は怖がって、こちらの求めていない情報や対応をする。あなたはそれがなかった。信頼できるので、今度はちゃんと相談に来ます。」
と言って帰られました。
ほーーーーっ。良かった(*´ェ`*)
まとめ/偉そうな人への対処法
結論的には、「どんな人へも平等に接しましょう。」ということなんですが、それではいささか模範的解答なので、平たく言ってみます。
「偉そうな人には偉そうに対応する。(丁寧にネ)」ということでしょうか。
多種多様な要望にお応えし、またいろんな業種の個人事業主さんと接する機会を得たことは、私の人生には有益なことだったと思っております。
以上、四十路になる私が三十路の時に学んだ処世術でした☆なんか偉そうに書いてスミマセン。
ではではー。
あとがき
この記事は、三十路男(@30sman_blog)さん主催の下記の企画に参加したものです。
【第1回:テッテレー企画】捜せ!盗まれた三十路の品格!とっても難しかったです・・・。並み居る強豪相手に私は戦える気がまったくしませんが、まぁ良いのです。参加することに意義があると思って(←もう言い訳w)
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