残業できないワ―ママに!Windowsのタスクスケジューラって結構使えますよ

2015-06-29

タスクスケジューラ

突然ですが、Windowsのタスクスケジューラって知ってます?

会社のPCに個人的に設定しているのを見た隣の席の課長が、”そんな機能があるったい、知らんかったー。”っとびっくりしていたので、ちょっとみなさんにお伝えしようと思いまして。。。

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タスクスケジューラってなに?

簡単に言うと、定例の作業の自動化を設定出来るOS(Windows)の機能です。

日々の業務のなかで、毎日とか、毎週とか決まった定例作業があると思います。たとえば、日報を書くとか。あるファイルを必ず、決まったフォルダにコピーするとか。

そんな作業を自動化すると、効率的ですよね?class=”underline-red”>そのお助け機能がタスクスケジューラです。

残業できない!でもいつの間にか退社時刻すぎてるしーって人に

とくに時短勤務で働いている方は、残業できない!人より少ない時間で成果を出さないと!と思って、がむしゃらに働いているかと思います。

私もよくあったんですが、いつの間にか退社の時間を過ぎてて、保育園のお迎えがギリギリな時がありました。

そういう時に、パソコンから、「帰りの時間ですけど~?」みたいなメッセージがポコッと出てくるようにしておけば、”おぅ、そうか、じゃ!”と心と仕事の後片付けを始めることができます。

副次的な効果としては、退社間際になって、仕事を振ってきた上司や同僚がそのメッセージを見たときに、「おー、チエさんは帰る時間だったかぁー、そりゃー、悪かった。明日で良いよ。」なんて言ってくれます。(経験済み)

まぁ、それは仕事の環境それぞれでしょうから、一概には言えないことは多々あるでしょうが。

タスクスケジューラ設定の方法

簡単な例ですが、たとえば、”日報を書くテンプレートを決まった時間に立ち上げる”という設定の方法を追っていきたいと思います。

1.タスクスケジューラの起動

Windowsのスタートボタン→すべてのプログラム→アクセサリ→システムツールの中にあります。

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ちょっと深いですけどね。

2.タスクスケジューラ画面

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3.設定

メニュー→操作→基本タスクの作成 を押下

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4.基本タスクの作成ウィザード(ウィザードとはお助け機能です)が起動

基本タスクの作成で、自分が管理しやすいタスクの名前を記入しましょう。

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5.トリガーの設定

ここでは、設定したいタスクを実行したい頻度を入力します。

平日の月~金ならば、「毎週」を選びます。

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6.起動したい曜日など詳細設定

ここで、タスクを実行したい時間と曜日などを選びます。

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7.次に操作の設定

以下の3つの操作がありますが、ファイルを起動するのは、プログラムの開始を選択します。

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8.ファイルを選択

7の操作の後に、プログラム(ファイル)のパスを設定します。

右横の「参照(R)」ボタンを押下して、目的のプログラム(ファイル)を設定します。

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9.確認

ウィザード設定の最後に確認の画面が出てきますので、確認します。

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10.設定終了の画面

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11.操作の追加を設定

ここでは、急にプログラム(ファイル)が立ち上がるのはびっくりするという前提で、その前に一度メッセージを表示させてみましょう。

10の画面で、左下の「新規(N)」ボタンを押下すると、下の画面が出てきます。

操作で、”メッセージの表示”を押下して、

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メッセージの内容を入力します。

タイトルは、メッセージボックスのタイトルバーに表示される言葉、メッセージは内容そのものです。

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下に先ほど設定した操作が追加されるので・・・

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横のボタンを押して、順番を上に持っていきます。

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OKを押して設定終了です。

12.実行確認

タスクスケジューラ画面で、先ほど作成した「日報入力」がありますので、その上で右クリックして「実行する(R)」を押してみましょう。

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すると、メッセージがポコッと表示され、この「OK」ボタンを押下すると、指定したファイルが起動しますので、確認してみましょう。

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できましたか?

設定終了です。お疲れ様でしたー。

あとは、実際の時間になったら、本当にできているのか確認がとれれば完璧です!

こういったタスク管理は、携帯の機能とか、会社で使っているグループウェアとかいろいろありますが、Windowsの機能もあるんですよーっという紹介でした。

タスクスケジューラって、バックアップの設定などで、サーバで使用するイメージが強いんですが、個人でこうやって使ってみても良いかもしれません。(注意:バックアップ等、コピーなどの操作が伴うものについては、バッチを作成する必要があります。)

ではではー。

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