【読書メモ】『「時間がない」から、なんでもできる!』を読みました

もう2年ちかく前の本になりますが。。。

著者は、吉田穂波さんという現役医師の方です。
とにかくバイタリティ溢れる方で、読んでいて圧倒されます。

出版社の書籍紹介に、

ビジネスパーソン、主婦、学生をはじめ「時間がない」すべての人たちの励みになり、背中を押す存在になるにちがいありません。
とありますが、背中を押されるどころか、こっちの体制がまだ整ってないのに、むりやり引っ張られる感じがするくらい強烈でした。

こっちの体制がまだ整ってない・・・実はこの時点で考え方が違います。

整わなくて良い、とにかく走り出しちゃいなさいよ!と言っています。

「時間密度をあげる33の考え方」とサブタイトルがついていますが、

05:「見切り発車」をよしとする
26:やる前に考えない、やってみて考える

などにそのエッセンスが詰まっています。

この著者は、家事を外注して時間を作り出すことを提案しているのですが、Amazonのレビューは、賛否両論、真っ二つです(笑)
“お金があるからできるんでしょ”的な。。。

うーん、ま、そうなんですけど、お金で時間を買うこともできますよ、そういう考え方もありますよってことでしょう。それだけ時間に対して貴重だと思っているからこそ、時間を買ってでも自分の時間を確保しましょうと。
時間>>>お金なんですね。

参考になるのは、やりたいことに邁進する姿勢、心意気です。

なんでも同時に進行・達成させる、そのためにマルチタスクは当たり前、ワークライフバランスなんて考えない!とのことです。

私が実際に生活に取り入れたところは、”保育園等からのプリントで提出しなきゃいけないものを通勤中の新幹線の中で書き終わらせる”です。私は車通勤なので、車の中に、ペン・はさみなどの文具を用意しておき、貰った時に車の中で書き終わるようにしました。

小さなことですが、心理的にはかなり良かったです。

私がすごくうなづいた箇所は、最初の方にあるんですが、

仕事も子育ても思うように進まず、飢餓感や焦燥感にかられていたからこそ、かえってそれが燃料となり「なんとしてでも成長しよう、この現状を変えよう」という気持ちになったのです。
もし一日二四時間すべてが自分の時間として使え、「自由に使っていいよ」といわれていたら、短時間であそこまで大量の勉強はできなかったかもしれません。子どもたちが成長し、朝からひとりでゆっくりコーヒーを飲めるような状態だったら、あそこまで燃えなかったでしょう。
という部分です。

時間がないときに限って、なにかをやりたくなるんですよね。
育休中の時間があったはずの時に何をしてたんだろう?っと。
もし仮にもう一回、育休取ったら、今度は有効活用したい!イヤ、もう無理ですけど。(年齢的・体力的・金銭的にね。。。)

私もちょっと前までは、その飢餓感と焦燥感の塊でした。いや、今でもその最中にいます。現在進行形です。

たとえば今までもっとも無知な分野、老後マネー問題について勉強をし始めています。

”老後まであと20年?時間もお金も足りなくない?やばいよね、このままじゃ。あー、勉強しなきゃ、もっと本読まなきゃ、時間が欲しいぃー!!”と。生活全般に対してとっても大きな焦燥感にかられているのです。

それをなんとか打破しようと、もがいています(笑)他にもあれこれ手を出してます。

それも今後、このブログにアウトプットしていきながら、自分なりにまとめていきたいと思っています。

読書メモというか、自分への宣言になってしまいました(汗)

でも自分がこれをする!って決めたら、それに関連する情報って向こうから来てくれる感じがしませんか?私はそう思います。

しよう!って決心することが大事なのかなっと。そういったことを、つらつらと考えさせられる本でした。

あ、ちなみに著者は、執筆時点で、4人目を妊娠し、その後5人の子だくさん母さんになっています。
本当にパワフルな方ですね^^;

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