家計改善・保険の見直し – 1.5万削減!世帯主(夫)の保険
保険の見直しをすることによって、掛け金と保険金のバランスを取っていこうと模索しております。
保険不要論者もいらっしゃいますが、それは貯金があるから成り立つのであって、我が家を含む一般庶民は、万が一のとき、ある程度の保険金が降りる方が精神的にも実質的にも良い気がします。
もちろん、不安になりすぎて掛けすぎるのもいけない、というか、かけすぎると日々の生活がまわらないでしょうから、そこのバランスを取らないと本末転倒になってしまうので注意しましょうね。
と、過去の私に言っています。
はい、そうです。我が家は保険を掛け過ぎていました。それを見直すべく、今まで見直した結果の記事が・・・
と、なります。
今日は世帯主である夫の保険の見直しを書いていきたいと思います。
夫の保険を見直す前に前提条件を確認
前提条件によって、それぞれ保険の保障額の算出も違ってきます。
例えば、賃貸と持ち家の場合だと死亡保険金は、持ち家の場合は少なくて済みます。
というのは、持ち家の場合、住宅ローンを組んでいるのであれば、夫の死亡以後ローン残高を払わなくてよくなる「団体信用保険」に入っているはずです。
また住宅ローンをもう完済した方や現金一括で購入(゚ロ゚;)した方、または元々の持ち家だった方は、賃料がこれからもかかりません。
しかし賃貸の場合、この家賃がこの先ずっと必ずかかっていきますので、それを考慮して死亡保険金は持ち家世帯より高くしておくことが望まれます。
また子どもの年齢によっても保険金の金額は考慮されるべきです。子ども自身の独立などもありますが、遺族年金の支給の有無もあります。
ここで、団信以外では一番大きな遺族年金をちょっと確認しておきましょう。
遺族年金ってなんなの?
遺族基礎年金、遺族厚生年金、遺族共済年金のことで、亡くなった人の職業によってその種別が存在します。亡くなった方の配偶者に
- 自営業 ⇒ 遺族基礎年金
- 会社員 ⇒ 遺族基礎年金+遺族厚生年金
- 公務員 ⇒ 遺族基礎年金+遺族共済年金
夫と妻の場合で、支給条件や支給期間が微妙に変わりますので、個々人の状況に合わせて見ていった方が良いです。
☆遺族年金の概算も出ます☆→ニッセイのシュミレーションサイト:http://www.nissay.co.jp/kojin/erabikata/simulation/hitsuyo/simulation.jsp
実際の数字で考える・保険見直し大作戦!
我が家の場合を書いていくと、家はマンションを購入済み(住宅ローン返済中です)。もちろん「団信」に加入しています。
また夫は会社員ですので、遺族基礎年金と遺族厚生年金が出ます。子供2人分の遺族基礎年金が出ますが、18歳になるとストップするため、息子(第一子)は2028年まで、娘(第二子)は2031年まで支給されます。
遺族厚生年金はずっと支給されますが、遺族基礎年金は2031年で終了です。
ですが!妻の場合、自分の老齢基礎年金がもらえるまでは、中高年寡婦加算というものが支給されます!
ついでにいうと、自分の老齢基礎年金がこの中高年寡婦加算より少ないなどの条件を満たすと、経過的寡婦加算などの支給もあったりします。
これ、妻が先に亡くなった場合の夫に対してはないんですよ・・・。実は2014年3月まで夫には遺族基礎年金すら支給されていませんでした。
こういった年金制度だけをみると、今でも不平等ですねぇ。専業主夫の場合、子供が18歳になれば自分の老齢基礎年金が受給できるまで何もなくなります。(遺族厚生年金が出る場合があるのかな?年齢制限ありです。)
ちょっと脱線しました・・・(´∀`;)
戻すと、我が家の場合は、夫が死亡した場合、団信+遺族年金(中高年寡婦加算)で、ある程度の支出減および収入が見込めます。
あと忘れていけないのが、子どもの県民共済です。よーく見ると、扶養者死亡の場合、事故なら二人分で700万、病気なら100万出ます。これ大きくありませんか?死亡保障額をぐっと押さえることができそうです。
関連記事:家計改善・保険の見直し – 子どもの保険
これで準備は整いました。自分の収入と照らし合わせ、夫の死亡保障額を算出していくわけです。
うん、面倒ですねー(笑)
でも、まぁ上のシュミレーションサイトなどである程度つかめればOKだと思います。簡易的にも使えますが、収入などの項目を詳細に入力するとより詳しく算出されますよ。(一応、アフィリリンクではありませんよ。笑)
見直し前に加入していた保険
この他に、死亡保障のみの保険などがありますが、残す部分は書いていません。
我が家の必要保障額をシュミレーションした結果、削減する部分の洗い出しを行います。
保障内容 | 保障金額 | 掛け金(月額) | |
---|---|---|---|
死亡保障 | 350万 | 5,488 | |
医療保障 (複数加入) |
入院 | 8,000円/日 | 5,194 |
がん入院保障 | 10,000円/日 | 630 | |
障害特約 | 520万 | 343 | |
家族収入保険 | 5万/月額 | 3,420 | |
合計 | 15,075 |
オオーw(*゚o゚*)w 15,000円も削減できました。
ちょっと医療保障の削減部分について説明すると、「家計改善・保険の見直し – 一人で1万円の削減」で書いた自分de医療保険に加入(移行)するので、不要と考えました。削減できた5,200円はもちろん、15,000円を貯蓄していきます!
また、削減部分は解約ではなく、払い済み保険に切り替えです。これも上の記事にちょろっと書いていますが、簡単に言うと、今後の保険金の支払いを止めてしまうことで、今までの掛け金の範囲で死亡保障額が改定されます。夫の場合は150万になりました。
今すぐに現金が欲しいなら解約という方法になりますが、かなーり損してしまうので、ここは銀行利率よりは高く、現金に近い方法で確保しておく方が良いと判断しました。(特約などは外れます。)
まとめ/夫と妻の保険見直しで2.5万削減です!
以上、妻の分で10,000円、今回の夫の分で15,000円、合わせて25,000円の削減に成功しました。
なぜもっと早くしなかったのでしょうか。。。
重い腰を上げて、今年の春から見直しを行った結果です。いやー、今までかけすぎていましたねぇ。
この他にも今も継続して掛けている保険と合わせると、保険料だけで家計をかなり圧迫していました。
上にも書きましたが、不安になりすぎて掛けすぎると、日々の生活が窮屈になりますので、保険は必要最低限にして、残りのお金を有意義に使いましょう♪(私が言うなw)
ではではー。
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