【2008秋コン】おまつりコンサートをすりかえろ！
『おまつりコンサートをすりかえろ！』は、2008年11月におこなわれたおかあさんといっしょのファミリーコンサートです。
出演・・・横山だいすけおにいさん・三谷たくみおねえさん・小林よしひさおにいさん・いとうまゆおねえさん・ぐ～チョコランタン
共演・・・ （BSおかあさんといっしょ）ひなたおさむおにいさん・かまだみきおねえさん・恵畑ゆうおにいさん
『おまつりコンサートをすりかえろ！』曲リスト／プログラム
- オーバーチュア（インストゥルメンタル）
- 公園にいきましょう
- 風とパレード
- パンダ うさぎ コアラ
- みんなのおまつりコンサート
- すりかえッチャ！
- まけないぞ！
- すりかえチャチャチャ！
- たいへんだ！
- マキモドシ体操
- コンサートのオープニング
- マキモドシ体操・第２（インストゥルメンタル）
- わっしょい
- 五ひきのこぶたとチャールストン
- アイアイ
- 夢の中のダンス
- きみのこえ
- チキンダンス
- ヤッホ・ホー
- 魔法のピンク
- 青い空を見上げて
- ぱわわぷたいそう
- スプラッピ スプラッパ
- まんまるスタイル
『おまつりコンサートをすりかえろ！』雑話
この先、ネタバレ含みます。
このコンサートは、いつものコンサートと趣向が違います！見どころ満載のコンサートなのです。
だいたくの初々しさよ！
まずは、これ。だいすけおにいさん・たくみおねえさんになって、2回目のNHKコンサート。1回目はお披露目＆新旧交代のコンサートの意味もあり、前任の兄姉人気にも助けられていましたが、このコンサートからはお客さんを自分たちの魅力で惹きつけないといけないコンサートなのです。
だいすけおにいさんは、地方のコンサートの経験も活かされ、だいぶん初めてのコンサートよりは成長している感じがします。たくみおねえさんもすごく成長はしているんですが、まだぴょんぴょん跳ねています。元気です。歌もすこしまだ不安定です。かわいいです。
だけど、やっぱり二人の初々しさは、とっても観ている人をニヤニヤさせてしまいます。（あ、私だけかもしれません。）若いだけでかわいいよね。←
あ、最初のオーバーチュアのときの4人のダンスは素敵ですよ。もうたくみおねえさんもぎこちなくありません。のびのびと軽やかに踊っています。
「BSおかあさんといっしょ」と共演！
BSおかあさんといっしょの3人が共演しています。これはありがたい助っ人！歌に幅がでますし、見どころのひとつであるコンビの組み換えも行われます。おまつりなので、出演者みんなが出し物をするのですが、いつものペアではないペアを組みます。
- だいすけおにいさんは、ゆうおにいさんとスプー。イケメントリオだねって自分で言っちゃいます。
- みきおねえさんは、アネムとズズのかわいい女の子のトリオ。
- たくみおねえさんは、ひなたおさむおにいさんとジャコビ。
- たいそう組で、よしおにいさんとまゆおねえさん。
たくみおねえさんとひなたおさむおにいさんって、ことあるごとにコンビになるような印象ですねぇ。まぁメーコブとのコンビも含めてなのですが。
とにかく、「だいすけおにいさんと歌うよりかわいくなるかも～。」なんて無邪気に刺す言葉を言ってのけたりします。これもかわいいから許す。（って、完全におっさん目線です。）
ま、そんなコンビの組み換えも見どころですよってお話。
すりかえと言えばすりかえかめん！よしまゆの活躍が素晴らしい
すりかえろ！とタイトルに入っちゃってます。だからすりかえかめんが出てこないわけがありません。
このコンサートを含め、前のコンサート「はじめて はじめまして」と次のコンサート「モノランモノランこんにちは」の初期3部作では、よしまゆのダンスは見どころのひとつです。やはりまだ慣れていないだいたくをカバーする意味もあるのでしょうが、よしおにいさんはもちろんまゆおねえさんの身体能力の高さに感心しきりです。
まゆおねえさんは、本当はこういったダンスをやりたいんだろうなぁ～っと思わせます。ホント、カッコいいですよ。
あと我が家の子どもたちもお気に入りなのが、すりかえかめんと手下のやりとりですねぇ。まゆおねえさん演じる手下がちょっとおバカなキャラで、おっちょこちょい。これもセリフを覚えちゃってます。
すりかえかめんの活躍もそうなのですが、問題を解決するのもよしまゆコンビなのです。これは自作自演といわれても仕方がない。って、別人だから良いのか！（・・）
一番の見どころ！だいたくがすりかわる！？
今までもたくさんのものをすり替えてきたすりかえかめん。このコンサートでは、昼と夜をすり替えたりします。そんな能力もあったのー？と驚きます。チューリップをリンゴにすり替えるなんて、いつものコーナーみたいに小さくおさまっていません。
なんといっても、だいすけおにいさんとたくみおねえさんをすり替えちゃいます。すりかえかめんお最大の見せ場でもあり、だいすけおにいさん・たくみおねえさんの演技にも注目です。
先撮りした声に、演技をあてていくんですが、だいすけおにいさんは必要以上にオネエになっているし、反対にたくみおねえさんは男らしい演技を披露してくれます。だいすけ兄はそんなにガサツじゃないよ！ってくらいに。でもたくみおねえさんが細くてあんまり逞しく見えないという（笑）
細かいところですが、舞台袖にはけるときも内股で帰っていくだいすけおにいさんに注目です。
最後にコンセプトをひっくり返すたくみおねえさん
おまつりコンサートで優勝したチームに豪華なご褒美をあげる！という前提で始まったチーム分け。それぞれにたくさん練習をして、負けないぞ～っと歌までうたいます。
それぞれのチームが楽しく発表をして、さぁ優勝チームの発表！という時に・・・。
「私たちは優勝なんてどうでもいいの！」とガタラットに訴える、たくみおねえさん。ガタラットがちょっとズッコけます。
結局、みんなで歌って楽しいね！という予定調和に落ち着きました。ちゃんちゃん。いいの、かわいいから許す。（2回目）
超～余談ですが、あきひろ兄・りょうこ姉の時代の「やあ！やあ！やあ！森のカーニバル！」では、同じように出演者がカーニバルで優勝を目指し出し物を考え披露します。最後の発表の時に今まで煽っていたガタラットが「みんな優勝じゃー」と、みんなの頑張りをまるごと見事に無視しちゃって、まぁ・・・落ち着くんですよ。今回の流れと似ているので、このたくみ姉の訴えがなかったらこうなっていたのかしらん？なんて笑
これだけは言わせて。衣装がダサいの。
そうなんです、衣装がダサいんです。今が結構かわいいだけに残念。まぁ時代が違うっていえばそうなんですけどねぇ。
今のコンサートから見ればずいぶん地味な衣装から始まります。この頃のコンサートは、序盤は今よりずっと普段着に近い衣装なのです。また今はコンサートの途中の衣装替えってあまりありませんが、当時は途中途中で着替え、最後の数曲の歌の時間にドレスなどちょっと豪華な衣装に着替えて終わりです。途中の衣装替えは、意味なく着替えていきます。だいたくになってあんまり途中の衣装替えがなくなった印象ですね、最後の衣装替えだけは微妙に残っていますが。（これはコンサートの内容にもよりますね。）
衣装については、まだ言いたいことがありますがそれはまた今度ということにして、このコンサートの衣装もひどいですねぇ（笑）演目の練習中の衣装は、所属するチームのアルファベットがどどーんとアップリケされています。もう70年代ですかと。
また、たくみ姉の衣装！というかCチームの発表時の衣装！完全にマッチ（近藤真彦）の『ギンギラギンにさりげなく』です。（古いw）
たくみ姉に似合わない・・・。かわいいから許せるけど。（3回目）
いろんな魅力がつまった「おまつりコンサートをすりかえろ！」は楽しさ満載
ま、衣装なんてどうでもいいんですよ、コンサートは素晴らしいので。
これ、66分あるんです。放送では数曲カットされているのでしょうが、どこを取っても素敵なので、DVDで観る機会があればどうぞご覧あれ～♪
最後に・・・。
作曲家でもあり、番組深く関わってこられた福田和禾子（わかこ）さんは、このコンサートのオーバーチュアを録音した直後に倒れ、そのまま永眠されたそうです。
まさに最後に携わった遺作となるこのコンサート。氏の作曲した曲は今も歌い継がれている『風とパレード』があります。あとコンサート劇中歌である『みんなのおまつりコンサート』と『コンサートのオープニング』も作曲されています。
ではではー。